ビールの旨味をより味わいたい!ビールの魅力を追求するサイト

注ぎ方1つでこんなに美味しくなる!プロも実戦の注ぎ方とは?

ビールは注ぎ方1つで味わいに差が出ると言われています。最も理想的なのが、グラスやジョッキに注いだ場合、ビール7に対して泡が3になるくらいを目安にすることで、ビールの味わいを引き立たせることができると言われています。ビールと泡の比率が美味しくビールを楽しむ上ではポイントになるのです。

そもそもビールの泡には炭水化物やホップの樹脂、ポリフェノールなど含まれているのですが、ビールにある独特の苦みに関していえば、ビール自体よりも泡の方がより苦味が凝縮されています。それゆえに泡が多過ぎても、少なすぎても、ビール本来の味わいに大きな影響を与えるのです。

このように書くと、泡はビールにとってデメリットと思われるかも知れません。しかし、実は泡はビールが持っている炭酸ガスや旨味の成分が外に逃げていかないようにガードしたり、ビール本来の風味を引き立てる効果もあります。したがって、泡のできばえこそ、ビールの味を左右するとも言えるのです。

さらに、美味しいビールに仕上げるためには、ただ単に泡を作れば良いのではなく、キメの細かさも重要になります。そのためにはまず、ジョッキやグラスを傾けずに真上から勢い良く注ぎ、しっかり泡を立てるようにします。泡が落ち着き、グラスの高さの3分の1くらいになったら、後は傾けて少しずつ注いでいき、泡とビールの比率を7対3にするのです。

ビールを美味しく味わうためには、実は泡が非常に重要なのです。キメが細かく、適度な量の泡を作ることで、最高の状態を作り出すことができ、泡とビールの見事なハーモニーを味わえます。