知っていましたか？実はビールにはこんなに種類がある！

ビールと一言で言っても、その種類は非常に豊富で、どれを選んだらいいのか迷ってしまうほど。一般的にスーパーやコンビニなどで販売されているビールは、大手のビールメーカーで製造されているものが中心ですが、日本各地には小さなビール工場で、その土地の水や風土を生かした地ビールの製造も行われています。さらには、有名どころではベルギーやドイツなど海外でも様々な種類のビールが製造・販売されています。

実は、ビールには様々な種類があります。全てを総称して「ビール」と呼んでいますが、製造方法などによってもさらに分類されます。例えば、ビールの原料といえば麦芽ですが、その使用割合やその他に原料によっても、分類することが出来ます。また、ビール酵母などによって変質してしまうのを防止するために熱処理を加えているか、加えていないかによっても分類されます。一般的に良く耳にする「生ビール」の「生」は熱処理を行っていないことを示しています。

また、どのようなビール酵母を使っているかによっても変わってきます。発酵する際にビール酵母が下に沈むものを下面発酵酵母といい、逆に表面に浮かんでくるものを上面発酵酵母といいますが、これらによっても区分されます。前者は冷やして飲むビールであり、後者は２０度前後の常温でも美味しいという特徴があります。

さらに、かつては海外のビールの特徴であったものの、最近では日本でも地ビールを中心に製造されているビールもあります。有名なものでは「ピルスナー」と呼ばれるもので、チェコが発祥とされていますが、色合いが通常のビールに比べて淡く、切れ味が爽快であるのが大きな特徴です。また、「エールビール」はイギリスが発症のビールですが、淡い色合いにもかかわらず、ホップの風味が利いています。

このように、ビールにはとにかく様々な種類があるのです。人気のある大手のビールメーカーのビールもいいですが、様々な種類のビールを飲み比べてみるのもまた、ビールの楽しみの１つといえるでしょう。