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ビールのコク、キレ、のど越しはこうやって味わう!

ビールの美味しさを表現する方法として、「コク」、「キレ」、「のど越し」なんてフレーズを良く耳にするかと思います。「このビールはすごくコクがあって美味しい」とか、「キレがあるビールだなあ」とか…ビールの味をこう表現したりもしますが、そもそも「コク」や「キレ」、「のど越し」とはどのように違い、どのように味わえば良いのでしょうか?

まずは「のど越し」ですが、これはあくまでも喉をビールが通過する感覚と捉えることができます。グビッと飲んだときに喉に感じる清涼感が高いほど、のど越しの良さを感じます。

その点で言えば、「キレ」というのは「のど越し」と近いものがあるといえます。キレとは切れ味にもつながりますが、ビールを飲んだときに後味が長続きせず、さっぱりとした味わいになることを指します。キレがあるビールというのは、ビール本来の苦味よりもむしろ、酸味を感じながらも、喉を通過すると、味そのものは消えていき、さっぱりとした感覚だけが残りやすいとタイプだと言えるでしょう。

最後に「コク」ですが、これは「キレ」とは対照的なフレーズです。「このクリームはすごくコクがあって美味しい」といったように、ビール以外にもこのフレーズを使ったりします。これは、それに含まれる様々な味わいが融合することで、新たな味わいが口いっぱいに広がる感覚といえます。つまり、ビールで言えば、苦味が中心になって味わいを演出していますが、これが口いっぱいに広がり、いつまでも余韻が残っている状態だといえます。

このように、ビールの味わいはコクやキレ、のど越しなど、種類によって様々に異なります。様々なビールを味わってみれば、それぞれに個性があることに気が付くでしょうし、その違いを味わい、自分好みのビールを見付けるのもビールの楽しみ方の1つです。